香典返しカタログギフトで温泉へ
2016年 05月 16日
ちょうど二世帯で一緒に住んでいる息子たちが一泊でお嫁さんの方の法事に出かける、と言うのでその日に私たちも出かけることに決めました。
カタログにあった温泉地で1泊で行ける所ならどこでも、という事で、わりと日が迫ってから申し込んだせいで、やっとのことで取れたのが加賀温泉の中の山代温泉「みどりの宿萬松閣」というお宿でした。
そこで、そこへ一泊し、まっすぐ帰るのも時間が余りすぎるので、途中京都へ下車して午後の3時間ほどを京都観光、と言うプランをたてました。
さーて、京都で3時間、どこにしよう。西と東の本願寺、二条城、伏見稲荷、など、駅から近い場所なら、と、東福寺もいいのでは、と調べてみると、東福寺のとてもモダンな市松の苔の模様、どこかで見た…と、岡山県出身の作庭家、重森三玲の作であることが判明。岡山県では有名な景勝地豪渓の近くの生まれらしい・・・ということで、テーマをこの重森三玲の造ったお庭を巡ることにしました。
そして、調べてみると東福寺の近くに4つあることがわかり、公共交通機関ではうまくまわれるかどうか心配だったので、タクシーを見積もりしてもらいました。こちら⇒たびの足
出発当日の朝、見積もりが11,400円とのことだったので、お願いすることにして、前払いは出来ないので当日現金払い、という事にして出発しました。
途中、特急サンダーバードが何やらトラブルのため緊急停止があり9分くらい遅れるという事がありましたが、無事加賀温泉駅にお迎えに来ていたマイクロバスに乗車したのは午後2時40分ごろ、乗って見たら私と夫と若い人が1人、の3人だけでした。時間が早かったせいでしょう。
食事はダイニング、とはいえ大広間ではなく落ち着いた感じの場所で、量も、多すぎないのがよかったかと思います。飲まないので食べるペースが早く、ご飯を早めにいただいて終り頃の白魚のかき揚げ?がやっとお腹に収まりました。
朝は5時頃お風呂にもう一度行き、6時過ぎから夫と散歩。ひんやりした空気がよかった。そういえば、加賀温泉駅に降りた時から空気がひんやりしていました。
もっと山の上の方にも3軒ばかりお宿があり、その近くまで行っていたらびっしりの竹藪があり、タケノコも生えていて、それをつついていたら、地元のお年寄りが通りかかり、「手入れのしていないここら辺のタケノコは全然おいしくないよ」とこの地の軟らかい物言いで教えてくださいました。地元の人の話を聞けたのはよかったです。タケノコも、日当たりの悪い手入れのしていないここのようなところのものは全然おいしくなくて、手入れしている竹林のタケノコはそれはおいしいという事、タケノコも昨年はさっぱり出来が悪くて、今年は出来がいいとか。「今日はこれから金沢へ行く、不便ではないけれど、バスに乗ってから電車で」とのこと、そこからバス停までは多分1㎞以上はありそう、と思われましたが歩いて行かれました。
行った時とはうって変わって満席のバスに乗り加賀温泉駅まで送ってもらいました。
サンダーバードは福井県の間は各駅停車で、特急とも思えないようなスピード感で、夫によると特にこの湖西線が長く感じるそうです。田植えが進行中の湖西線風景をながめつつ京都へと向かいました。(つづく)
by kurashiki-keiko | 2016-05-16 01:42 | 旅 | Comments(0)