女性と職業
2016年 07月 21日
おりしもちょうど先日の友愛セールのために焼いた梅ケーキとレモンケーキがあったので、先日は梅ケーキをお出ししたら大変お褒め頂きました。(もちろんセールストークの一種でしょうが)
そこで、今日はもう一種類のレモンケーキをお出ししたら、さらに感心しながら食べてくださいました。
私は私で、この暑いのに黒スーツをびしっと決めて、商品の説明も詳しく出来る彼女らを半ばまぶしく見ていました。
夫は、退職金の内からこちらにお任せで運用してもらうことに決め、契約をすることになり、彼女たちはすぐに会社に帰り、書類を準備して3時間後また来てくれることに。暑い中屋外の駐車場に停めた車にまた乗って、昼休みもそこそこにまた来てくれる彼女たち、仕事とはいえ大変だろうな。
私はといえば、その間に夫との昼食を作って済ませ、洗濯ものを取り込み、向う4日分の食料買い出しに行き、献立をたてて買い物をし、家計簿をつけました。それから彼女たちになにか出してあげるものを考えました。
冷凍庫に先日シャーベットにしようと、レモン汁とお砂糖と一緒に冷凍した桃があったので、かたまりの桃をフードプロセッサーにかけてから冷凍庫へ。
再び彼女たちが・・・と思ったら、1人は別の所へ行かなくてはならなくなったとかでお1人だけ。「お孫さんにでもどうぞ」とゼリーです、と紙袋を頂きました。ケーキを焼く人だから、と考えたそうです。
そこでシャーベットをディッシャーで丸く固めてから足のついたデザート用のガラス器で出しました。「桃のシャーベットです」と言うとびっくりしてくれて、おいしいですと言ってもらえました。よかった。
てきぱきと3,4種類の手続用の書類を出してくれ、署名捺印をすませ、彼女、前任者が出産して赤ちゃんの写真がある、とスマホを見せてくれました。かわいい赤ちゃん。そして新築のマンションに引っ越したこと、1年もすれば職場に復帰するからまた会いにおいで下さい、赤ちゃんがいるから外回りは当分しないけれど、との事。彼女みたいに外を飛び回って仕事して、夜も出ることがあるようで、それは無理だろうなと思いつつ聞いていました。先ほど来ていたもう一人の人は、東京の方から転勤してきたとの事、仕事バリバリできそうな感じの人でした。
私は不器用だから主婦業と仕事を両立させるなんてとてもできない、とさっさと退職して結婚する道を選んだのだけれど、あくまでも仕事を続けようとする彼女のお仲間、また世の中のこうしたキャリアウーマンたちは立派だなあ、と、身近に接したいわゆるバリバリのキャリアウーマンの仕事ぶりを見て思いました。その分私は、専業主婦として丁寧に家事をしなくては申し訳ない、というか、いわばプロの主婦なのだから家事を色々できて当たり前、だという事をしっかり自覚しなくては、と、掃除片づけが大の苦手で裏に回ればごちゃごちゃ散らかっている家のことを反省もしました。
by kurashiki-keiko | 2016-07-21 04:01 | しみじみしたこと | Comments(0)