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倉吉の歴史的町並みを歩く

 晴れの特異日という11月3日、最近買い替えたニッサンノートで夫の運転で出かけました。
秋の青空、さわやかというのは秋の季語だそうですが、まさにさわやかな日本晴れ。
そんな中、昼は三朝温泉の入り口にあるとある地方色豊かな食堂で。
午後1時半ごろ倉吉着。市役所の駐車場に止めさせてもらって、伝統的な街並みを目指しました。
最初に観光案内所で地図をもらいました。これ、大事です。
最初に、里見八犬伝ゆかりのお寺、というので一番奥の大岳院へ。
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山門の前の石柱に「里見安房守」の文字が見えます。八犬士の墓があるというのでしたが、はて?と、裏の墓地に行ってもわからず、たまたま墓石の工事をしていたおじさんに聞くと、境内に入ってすぐ右手にあるお墓まで案内してくれました。
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説明版によると、「八賢士」が滝沢馬琴によって「八犬士」になったようです。


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こちら、老舗のお料理屋さん。この通りのこういうお店はなぜかこの日貸し切りが多かったです。食べて行ってよかった。元銀行?とかいう洋館は結婚式でこれまた貸し切りだったし。知らずに中に入ると、テーブルには洋食器がずらりと並んでいて何かと思った。そのあとで玄関のところに「本日貸し切り」の看板が出されていました。

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こちら、元横綱琴桜の記念館。とはいえ生まれた家ではないそうです。この通りに面した普通の民家を改装していました。琴桜、倉吉の出身だったのね。5度の優勝をしたそうです。横綱を勤めると体に無理が行くのでしょうかね。60代で亡くなったそうです。最後のお弟子が琴欧州だったとか。
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こちら、老舗のお醤油屋さん。お醤油ソフトもありましたよ。

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掘割には鯉が泳いでいました。

街並みを歩き回って喉が渇き、どこか喫茶店でも、と観光地図の食べ物やさんのリストを見てみると、市役所の近くに喫茶があったので、帰り道でもあるし、行ってみました。
建物は伝統的な建物らしく、とてもレトロな感じ。紅茶の専門店だとか。入ってびっくり、素敵なたたずまいで、テーブルセットもアンティークではないでしょうがそんな木製のステキな感じ。
床は段差があって、入り口から階段を下りたところに席がありました。
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私はホットコーヒーを頼んでしまったのですが、もともと紅茶党の夫には「当日の紅茶」というのを頼むと、アップルフレーバーティーでした。ポットに入って、しかもティーコゼーをかぶせてくれるのには感激。
お店の名前がコンチェルト(漢字で、看板を見ただけではよくわからなかった)だけあって、ゆるやかに流れるのはショパンの幻想即興曲でした。喉が渇いたと言って自販機で済ませなくて本当によかった。とても優雅な気分で疲れも癒されました。
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by kurashiki-keiko | 2017-11-05 01:09 | おでかけ | Comments(0)

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