11月11日(土)と12日(日)、倉敷美観地区の一角にある倉敷公民館で、公民館を足場に活動している団体の発表会がありました。
私はその中の12日(日)の10時から11時半まで、3つの合唱団の発表を聞かせてもらいました。
10時から10時半までは倉敷シルバー混声合唱団。
幕が上がると、以前の定期演奏会で拝見したうんとご高齢の車いすの人はいませんでしたが、結構な年配の方々がステージ衣装で盛装していました。プログラムは
1.混声合唱メドレー「やさしい歌たち」より ごんぎつね/故郷を離るる歌/ロンドン橋落ちる
2.女心の唄
3.みんながみんな英雄
4.混声合唱曲集「落葉松」より 飛騨高原の早春
でした。人数が多くていいなあと、日頃最大でも20人ばかりの団体にいる私は思ったことでした。女性のスカートが合唱団の場合は床すれすれというのが常識ながら、結構短めの人がちらほらいらっしゃって、その下からのぞく靴がパンプスではなくてしっかりとしたウオーキングシューズだったりするのがさすがご高齢の団体らしいなという印象。皆さん楽し気に歌っていらっしゃいました。
10時半から11時までは女性のコスモスコーラス。プログラムは先日私の団体でも歌った秋のメドレーが含まれていて、同じだなあと。
1.秋のメドレー 里の秋~紅葉~野菊~村祭り~虫の声~小さい秋みつけた~赤とんぼ
2.女声合唱による おさななじみストーリー
「おさななじみ」をはさみこんで「きらきら星」「かすみか雲か」
同じく、「木綿のハンカチーフ」
同じく、「こんにちは赤ちゃん」
と、独自の編曲により人生ストーリーの展開。
11時から11時半までは、倉敷市民合唱団。この団体が一番実力があり、声が出たとたんに声のトーンのレベルもボリュームも全然違いました。
1.混声合唱のための組曲「蔵王」より 蔵王賛歌/投げよう林檎を/苔の花/どっこ沼
2.混声合唱のための組曲「海」より 海のマーチ/海のこもりうた
どの曲もレベルが高くて、声が伸びやかで、特にソプラノに透明感のある伸びのある声の人がいて聞かせました。皆さんの発声がとてもよかったです。
そして最後に、シルバー混声合唱団のメンバーを迎え入れて合同演奏により
「大地讃頌」
でした。私も練習したことのある曲目でしたので、一緒に歌いたかったくらい。よかったです。
合唱をきく機会のない夫も、この市民合唱団のレベルには感動したみたいで、よかった、と言っていました。