6月10日、昨年来予約してあった大腸内視鏡検査を受けました。昨年は早朝から自宅で下剤を飲んでから病院へ行くという手順でしたが、自宅で嘔吐してよくなかったので、今回は病院で始めたい、と希望したら、朝11時半までに病院に来るように、という時間わりになりました。
受付を終えて内視鏡検査の待合に行ったのは10歳くらい年上かと思われる女性と2人でした。先客は高齢の男性ばかり3人ほど。そこで指示通りに10分から15分おきに200㏄の下剤を飲むのを始めたのがちょうど正午の事でした。
ところが、昨年同様にというか、200㏄を4回ほど飲み、500mlのお茶を飲んだところで気分が悪くなり嘔吐。それでそれ以上は飲まなくてもよいと言われて浣腸に切り替えました。浣腸だけでは完全に便が出てしまわないと言われましたが、2本目をしてもらう前にはほかの人は次々に下剤により便がおしっこくらい透明になって、どんどん出て行ってしまい、最後に私が一人残りました。
時間切れ寸前、4時ごろようやく処置室へ。
昨年は手術台の上でも嘔吐して大変苦しかったので、今年はどうかと心配しましたが、幸いにもそんなことはなく、どうにか気分が悪くなることなく進行しました。
大腸の一番奥までカメラが入った後、抜きながら、もしもポリープが見つかったら切除してもらうという方針でしたので、モニターを見ていると、見つかるたびにワイヤーをかけて切り取っていく様子が分かりました。腸の入り口近くまで戻ると小さいのが多数見つかり、結果的には8個の除去をしてもらいました。今回教えてもらったことは、私は「腸が長い」という事でした。へー、そうなんや。だから奥まで到達させるのに時間がかかるという事?
その日の最後の患者になった模様で、たぶん先生もお疲れだったことでしょう。
しかし丁寧に処置していただきよかったです。
1時間の安静の間に輸液の点滴を受け、会計を済ませると午後6時過ぎ、この日は朝からずっと何も食べられずの1日になりました。