NHKの、働く人の昼ごはんを見る番組、中井貴一さんのナレーションが大好きな「サラメシ」。
これまでなら火曜日夜の本放送は合唱団の練習のため、木曜昼の再放送を見て楽しんでいましたが、今はコロナのためお休みなので本放送を見ました。
そして私にとっては見慣れた御ミサの風景。なんとなんと、
神父様が御ミサを行っている私にとっては見慣れた風景で始まったので、驚いてついつい見入りました。年若い神父様は、教会の2階に住まわれていて、清貧を絵に描いたようなお食事風景でした。自分はどうなるのだろうと思ったときに、信者のお母さんに連れられて行っていた教会の「召命」を感じて神学校へ、そして神父になられたとの事。神父様というのは、住居費はただなので、その人のように年若い人も50年配の人も一律のお給料をいただいていて、そこそこ生活できるくらいの額なんだとか。そして日本のカトリック人口というのは、0.3%なんだそう。見回すとご自分の年代の信者さんはほぼ皆無なのだそうで、若い年代層に少しでも思いを伝えたくて、スマホでライブ配信を行っておられるのだそうでした。その教会では珍しく先日洗礼を受けた人が1名いたとの事。それくらい信徒の数は少ないらしい。もともと益田市の教会の信徒数が少ないこともあるかもしれないけれど。神父様、自炊はしていなくてほぼコンビニ頼りとのこと、冷蔵庫は空っぽ。でも以前の勤務地の教会の信者さんにウナギ屋さんがいて、時々ウナギの切れ端を集めたものを送って来てくれるのだそうで、そのウナギでうな丼を作ってご馳走だ、と食べていらっしゃいました。この年若い神父様にどうぞお元気で頑張って、とエールを送りたい思いがしました。