祖母を訪ねて
2006年 06月 10日
一緒に行った孫は祖母からすると玄孫(やしゃご)。祖母ー母ー私ー娘ー孫の5世代の時間を思うと、やはりちょっと厳粛な思いがします。
孫は1歳のときに一度会わせているものの、初めてのようなもので、大年寄りの姿を少し怖いと思ったのと寝起きでもあったためか、少しもなつかず、自分の名前と年を言った後は「もうかえろうよ」「わたし、おかあさんがいい、おかあさんがいい」と、抱っこさせてという祖母のほうに顔も向けません。思わぬ展開にわたしも夫もどうしようと困っていると、祖母が金平糖を出してくれ、もう一つ、もう一つと、カリカリと大きな音を立てながらもらい、やっと落ち着きました。
この2月のお誕生日で97歳になったそうで、 「あと3年で100になる」。
ホールに貼ってあった入所者の「今年の目標」の短冊には「健康第一」とおばあちゃんの署名の入ったものがありました。冷暖房完備、洗濯も食事も全て職員の人にしてもらってここは天国みたい、雨が降り出しても全然わからない・・・
おばあちゃんは3年前までは息子の住む家の敷地で細々ながら自分で生活していたので、余計にその生活がありがたいと思えるようです。
私だったら、「なにもしなくていい」と言われると身をもてあまして困ると思うのですが・・・大年寄りですから1日寝ているそうです。
手土産の花籠を置いたテ-ブルに、以前の訪問者からのあじさいの花が終わってしおれた鉢がありました。おばあちゃんが世話をするのも大変だし、職員さんに頼んで処分することになるくらいなら、私がもらって育てるから」ともらって来ました。
元気なおばあちゃんにあやかって、大切に育てたいと思います。
by kurashiki-keiko | 2006-06-10 15:37 | 日常 | Comments(2)
起きて机に座ったとたんに揺れてる!! 大阪も揺れました。
岡山は大きいですけれど、お気をつけ下さいね。
おばあちゃん、97歳ですか、お元気で長生き・・すばらしい。
これが一番の子孝行ですね。 あじさいの花が終って持って行かれた
花かご・・喜ばれたことでしょう。 お孫さんを連れて行かれて良かったですね。
みんなでお元気をあやかったのではないですか。
文学の小径のあじさいきれいですね、そちらお梅雨入りですか・・
息子さんの誕生日おめでとうございます。
keikoさんが、一生懸命に介護していらっしゃる姿を見ながら、
強くなっていかれたのでしょう。 辛抱や我慢がいい方向に
育ったのですね。
今の子供たちがないのは、この辛抱や我慢。
親がさせない分、あとで困るのも親ではないかしら(老婆心ながら)
鶏のハム、簡単そうだし胸肉は安価ですので作ってみますね。
あじさい通信がんばって下さい、すばらしい目で見せる教育ですね。
まず地震ですが、寝ていて揺れに気付いて起こされたのはあの阪神大震災と同じ。怖かったです。でも被害がなくてよかった。
祖母については、年寄りを看取った経験から、見守るのも大変、施設に入ってもらうのもためらわれるところがあって、本人はどんな思いをしているのかということに関心がありましたが、立派でした。「今」をきちんと受け入れていて、自分の境遇としては最高だと言うことを「天国みたい」と言っており、長生きしすぎただの、ヨメの悪口だのは一切なく、達観していて。頭も確かで、あやかりたいです。
親も自分自身も、いずれは年取るものだというよい見本を身近に見ることができて、人生を考える基になったかな、と思います。
鶏ハム、ヘルシーだし安いしおいしいし、すっかり気に入って、サラダに入れたり、冷やし中華の具にしたりと大活躍。今朝も2本分作りました。
あじさい通信、マンネリとの批判もものともせず??家族のその月の出来事を活き活きと伝えよう、と努力しています。