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「もったいない」とすっきり暮らすこととの間で

姑が「留守を頼みますよ、私のすることじゃから、火の元なんかをよう見といてね」と、いつものようにデイケアに出かけて行きました。
うちは「棟割長屋」みたいな2世帯住宅ですので、朝のスープを届けるくらいであまり姑のほうには行きませんが、久しぶりに主のいない台所を見て、片づけをしました。
 しばらく見ていない間に食卓が物であふれていたので、使い切ったジャムだの佃煮だのの空き瓶、空の薬袋、お菓子の空き箱などを片付けました。
 流しに洗ってなかった食器があったので洗い、ふと見ると調理台には食べ終わったヨーグルトの空き容器を重ねた山が2つ。また水道の蛇口には、使用済みのラップが洗っていくつもいくつも干してあったり、何かに付属で付いていた調味料の袋がこれまた洗ってお箸にかぶせていくつも干してあったり。 
 要するに空き箱、空き瓶、空き容器、使用済みラップなどの山でした。
 もちろんそれらをきれいさっぱり片付けて空き瓶は洗って資源ゴミにしました。
 
 昔、田舎の祖父母の家でも、岡山の駅弁の「祭り寿司」のプラスチック容器が天井に届きそうなくらい保存してあったのを思い出し、年寄りの生態はみな同じなんだなあと思いました。

 よく娘が来ると、「もっときれいに暮らさないと」と同じようなことを言われます。人事ではありません。すっきりと暮らすには、捨てることを心がけていないと、ゴミだらけの家になってしまいます。
 私の場合は紙袋や包装紙を溜め込むくせがあるので、たとえきれいでも「いつか使うかもしれない」という思いを心を鬼にして溜め込みすぎないうちに捨てるのが大変です。
 ・・・だんだん年を取るにしたがって自分の身が重くなるのを感じます。いつまで小まめに物を捨てられることやらです。
 子どもたちよ、よろしく頼みますよ。・・・きっと私も20年後といわずもうすぐ言われるようになりそうです。

by kurashiki-keiko | 2007-02-15 13:03 | 老いということ | Comments(2)

Commented by miduki0902 at 2007-02-15 19:48
引越しばかりしている我が家でもモノが増える一方。
シンプルに暮らしたいと思いつつ、勿体無いと思ってしまいます。
Commented by nonohana23 at 2007-02-15 21:17
私もお母様と一緒でついついため込んでいます。
この頃は 帰省した娘だけでなく一年生の孫娘にまで
「なんでゴチャゴチャ・・・片付けなさい」と言われています。(恥ずかしい)
私の行く末を見ているようで大いに考えさせられました。
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