後期高齢者医療保険証は届いていたけれど・・・
2008年 04月 23日
前にも保険証をどこへしまったのかわからなくなり、散々探し回ったこともあるので、それかと思い、「また後でもって行きます」とお答えし、たまたま雨が降ってきたので調剤薬局まで迎えに行ったら、そこでも同じように言われ、そちらは顔なじみだからか、「今回はいただかず、見つかったら次回にお払いでいいです」、と親切に言われた。
で、そのときは制度が変わるなどと思いもよらず、保険証がなくなったのだとばかり思っていました。
ところが、報道をみるにつけ、これは大変、と、母に「郵便で保険証が来るはずなんだけど」と聞いてみても、「さあ・・・見なかった」というのです。それなのに、これまでの保険証を返納するように、という主旨の封書のほうはちゃんと来ていました。
しばらく様子を見ても保険証は来ないようなので、再発行をお願いし、さらに1週間たっても、届いた様子がないので、今朝市役所の医療保険課に電話して、再々発行をお願い。
ところが昼ごろになって義母が青い封筒を出してきました。
自分で大切だとは思うけどなんだかよくわからないというので、コルクボードに止めていたのを見つけたらしい。
「これこれ、保険証が入ってるんですよ」。見れば再発効の14日発送のもの。あーあ、再々発行を差し止める電話をしました。
そしてちょうど今日の午後がまたかかりつけ医の受診の日だったので、出かけていき、今度は前回自由診療で全額払ったために、払い戻しを受けてきて、それがどうもわからないらしく、私が説明してそのときは納得したみたいですが、そのときもう夕方だったのに、それからお金と領収証を広げて3,4度、聞かれました。
見かけは医療費が1割負担で安くなるみたいに見えるけれど、これからは年金から保険料が天引きされていくことを説明しました。が、そのあたりはどうもよくわかってない様子。
87歳になってからこんな風に制度がかわるなんて。義母にはとても難しいと思います。
1人暮らしの老人に、このように郵送で保険証がとどき、そばに誰も介添えする人がいなかった場合、この保険証をうまく取り出して使えるのだろうか、この制度が私にもよくわからないのにととても大変なことだと思います。
わからないなりに調べると、保険料だけは年金からがっちり徴収しておいて、医療は制限されかねない、姥捨てさながらの?保険かもしれないような気がします。こんなので80歳を超えて長生きしてよかったと思えるような医療が果たして受けられるのかなと心配です。
小泉前首相が選挙に勝ったどさくさに?みんなが問題視しないうちにいつの間にか決められていたこの制度改悪、どうにかしてもらいたいものだと思います。
by kurashiki-keiko | 2008-04-23 22:08 | 老いということ | Comments(6)
TBさせていただきました。
私は自分のこととして、憂えています。
中学生のホームルームよりも幼稚な国会の場で、こんな悪法が
まかり通り、「痛み」を感じなくていい立場の人が、庶民に痛みを
一方的に投げつけているとしか思えません…・
こういうお年寄り、全国にいっぱいいると思う。
この悪法、何としても廃止させるしかない!
そして政権交代!
役人に牛耳られている政治は根底から変えていかないと。
署名よろしく!
署名のこと、ボクのHPに書いてます。