娘の「プチ家出」
2008年 07月 28日
(どきっ)。
しかし時すでに遅し、夕食の配膳は終わり、余分な食事はなし。
聞けば、すぐ隣に住む舅、姑のことでの小さな不満がたまって、その日の小さな事件(娘にとっては腹に据えかねる)をきっかけに「切れた」模様。
実家の母の立ち場としてはこういうときに
①「おーよしよし、あんたも苦労してるね、まあご飯でも食べて、ゆっくりしていきなさい」という
②向こうのご両親に娘の気持ちを代弁して理解を求める
③おまえの我慢が足りないと娘を諭す
・・・・などなど、とるべき態度が頭の中に渦を巻きました。場合によってはこれがきっかけになって離婚に発展しないとも限りませんもの。
ここで私が余計な口出しをしてこじらせては大変。と思うと同時に、私自身がこの家で長い間かかってヨメとしての立場を作ってきたことを思うと、安易に娘を受け入れるべきでないという思いに至り・・・
「あなたの居場所は自分で作らなくては」とだけいい、2階で息子の雑誌など見ているらしいのをそのまま放っておきました。
すると、「おなかが空いた、なんかない?」と、そこらのお煎餅やらクッキーやらをつまんでいました。私、子供がまだ小さくて岡山友の会幼児生活団に通っていて、鳩を飼っていたときに、鳩を飛ばすときにはえさをやらないと教えられたことを思い出しました。
「鳩を飛ばすにはえさはやらない!」とういと、娘もどうやら思い出したらしく、
「私は鳩か!」と言いつつも、すきっ腹を抱えて、えさにありつくべく?夜9時ごろだったか、家に帰っていきました。
ほっ。
by kurashiki-keiko | 2008-07-28 12:22 | その他 | Comments(6)
さすがkeikoさんだと思いました。
もし娘がこうだったらどうするだろうかと考えました。
やはり親ばかでしょうか、あり合わせのものでも食べさせ、言いたいだけ言わせ(私は聞く)、
「これからどうするつもり?子どもはどうするの?」
と尋ね、泊めることはしないと思います。
娘を持つ親としてはいつこのようなことが起きるかも知れませんね。
私もかつてはしましたねぇ、家出。実家に帰ったことはなぜかないんですけど(その当時は遠かったから?)
娘さんとしては、数時間家を離れて頭が切り替えられてよかったと思いますよ。じっとがまんする、というのもありだと思いますけど、一方、頭を冷やす場所がある、というのもよいものだと思いますよ~。