カテゴリ:新聞・テレビから思う( 117 )

映画「ペンタゴン・ペーパーズ」を観て

 以前から見たかった「ペンタゴン・ペーパーズ」。MOVIX倉敷の上映スケジュールでは週末は夕方から夜にかけてしかやってなくてあきらめていたら、水曜・木曜は朝10時過ぎからのがあったので、喜んで出かけました。駐車場が混むかと早めに出かけたらなんと、店内に入れるのは9時半からとの掲示あり。週末だと8時には入れてもらえるのに。10分くらい待ってようやく自動ドアが開いて店内に。
 さらにMOVIXのロビーで待ち、ようやくシアター10へ。たまたま水曜日はレディースデーだし、ウイークデーだし、男性は夫くらいか。

 というわけで、ようやく見られた「ペンタゴン・ペーパーズ」でしたが。感想から言えば、さすがの名優、メリル・ストリープとトム・ハンクス出演に期待していただけの濃い内容でした。しかし、あらかじめ公式ホームページなどで人物相関図やストーリーの予習をしておかないと、それぞれの名前とか立場がつかみにくく、テレビドラマみたいにこの人は誰、とかの説明書きが画面に出てきたらうれしかったのに、と思いました。久しぶりの字幕スーパーで、英語のヒヤリングにはかなりよかったです。隣の夫はグーグー寝ていましたけれどね。
 映画のテーマにかかわることでは、政府のマル秘公文書が持ち出されてコピーされ、それをニューヨークタイムズとワシントンポストが公開するのですが、報道の自由か政府の情報漏洩に関する法律違反に問われるのかという裁判にまで発展しながら、アメリカの最高裁は、報道は政府のためにあるのではなく民主主義の、自由の為にあるということで6対3で勝訴するということで、しかも最後の落ちでウオーターゲート事件の発端が示されていました。
 父が創業しそれを引き継いだ夫が事故死し、45歳で専業主婦から社主になったキャサリン(愛称ケイ)は、女性経営者がまだ周囲にいなかった時代に、ワシントン・ポストの株式公開により経営の安定を図り、さらに下手すると社員全員が犯罪者になりかねないという秘密文書の公開記事を掲載するか否かという究極の決断を迫られる、という場面が山場でした。トップとしての孤独と、女性経営者が立った1人という孤独と。しかしその決断は他の新聞社にも支持されて、どの新聞もそのことを報道した記事が出たことが、トム・ハンクス演じる編集主幹ベンが買い集めた各紙を並べる場面があって「よかったー」、と感動しました。
 この映画を撮るにあたって女性たちがずいぶん力を入れてかかわったようです。女だからと軽く見られていたり、パーティーで男性たちが政治の話を始めると女性たちが一斉に別室に行く、という時代のキャサリンの存在はとても尊敬に値する事だったと思います。

また、当時のセットにスピルバーグ監督はとてもこだわったという話ですが、新聞社の内部の様子や当時使っていた型式のタイプライターだとか、車の年式、キャサリンの衣装に時代が出ていて、さらに驚いたのは新聞発行に関して活字を組んでいく様子だとか、輪転機が動いていく様子。編集部の様子ならともかく、鉛の活字を組む仕組みだとか巨大な輪転機などは当時の物が残っているのか?と疑問と共にとても驚いた事でした。
 また、スピルバーグ監督がほかの予定の作品に優先してこちらの作品を撮らなくては、と思った背景には、「フェイクニュースだ」などと連発して報道を規制しようとする現在のトランプ大統領の時代に危機感を感じていたから、という理由に納得しました。

 公式サイトより抜粋↓
d0031853_00481772.jpg



[PR]

by kurashiki-keiko | 2018-04-19 00:49 | 新聞・テレビから思う | Comments(0)

NHKアナも美観地区に旅行に来たらしい

 たまたま聞いていた朝のNHKラジオ。2日は高校野球の休養日とかで、いつものラジオ番組があり、「すっぴん」アンカーの藤井彩子アナは、先日来のセンバツ高校野球の間に休みを取って実のお母様と四国、倉敷方面に旅行に来ておられて、美観地区も散策なさったのだとか。
 東京の桜を見て、こちら方面に来てみるとまだ咲いてなくてちょうど咲き始めたところだったので行く先々で桜を見ることになったそうでした。あらまあ、では私と美観地区のどこかですれ違っていたかもしれませんね。


[PR]

by kurashiki-keiko | 2018-04-02 23:39 | 新聞・テレビから思う | Comments(0)

家族新聞「あじさい通信」251号ができました

 今月号のトップ記事はなんといっても孫mioの中学卒業。高校の合格発表は先月号の編集前にあったのに、本人が自分の口からおばあちゃんに言いたいと、発行後我が家に母子でやってきて報告してくれました。
なので今月号に合格通知を手にした写真と、中学の卒業証書を手にした写真が同時に掲載されています。
 また、昨年に続き3月生まれの3人(長男のお嫁さん、小2の孫、中学卒業の孫mio)の誕生会も兼ねてみんなで会食をしようということになり、孫mioの希望を聞いてお魚料理のお店を長男が予約してくれました。
 娘婿、つまりmioの父親が、「先月号には我が家の記事が一つも載ってなかった」と文句を言うので、「何も写真を送ってこないしニュースもなければ載せようがないよ」と返事。私としてはまんべんなく子供たち一家の記事を載せたいのはやまやま慣れど、種がなければ致し方ありませんよ。
 と、そんな会話もありつつ、その日の主役には合格祝いの金一封がそれぞれ叔父たちと私たちジジババから。
あとは次男たちが児島の野崎家別邸「迨暇(たいか)堂」でのひな祭りを見にいった写真、次男宅で私たちが子育てしていた時代からの梅の木に花が咲いた事、次男が岡山国際サーキットのファン感謝デーに行ったこと、そして最後に、市民病院見学会に行ったことを記事にしています。
 最後の市民病院見学の記事については、どんなアプローチで書こうかとだいぶ書き直しました。
最期に、病室の窓からおばあちゃんが暮らしたマンションの建物が見えたこと、旧館は亡くなったおじいちゃんの長年の職場で子供たち3人が生れた場所であること、建物は取り壊されるが記憶に留めておきたい、と結びました。d0031853_11100459.jpg

[PR]

by kurashiki-keiko | 2018-03-22 11:24 | 新聞・テレビから思う | Comments(0)

古いタイプライター 『婦人之友』2018年4月号から

 婦人之友誌に、連載中の福岡伸一さんのエッセイ「わたしの・すきな・もの」というシリーズがあります。
今月号には「古いタイプライター」というタイトルで、今どきの若者は辞書を引くどころか、電子辞書すら見ることがなくなったそうです。スマホ、なのですがそれも、指でなく、音声入力なのだとか。確かに重い辞書をカバンに入れて持ち歩いていたことを思うと、格段に便利。

 で、先生はタイプライターを使って留学のための手紙や論文をお書きになった時代の人で、打ち間違えると大変だったとの事。そして、その時代に必死にブラインドタッチを覚えたので、今はキーボードを見なくても文字が打てるのだそうです。
 
 そして、古道具屋さんで見つけたタイプライターをお持ちだそうですが、
「懐かしいのはモノ自体ではなく、ほんとうは、あの頃のひたむきな自分が懐かしいのであり、その意味で、ノスタルジーとは自己愛の一種である」
とありました。
 私も、英語は苦手なのに高校時代にESS(英語研究部)に入っていて、部に2台あったタイプライターで、町の本屋さんでたった2冊見付けた古い教則本を頼りに”asdf jkl;”とひたすらキーの位置を体で覚えるための練習を繰り返し、なんとかブラインドタッチにこぎつけたことがありました。
 入学した大学ではその技術を使うところはありませんでした。でも、50歳近くなって初めて触れたパソコンで、そのタッチを体が覚えていたのでした。まさか、そんな長い間経って、とわれながら驚きでした。
 パソコン講座で、まさかのワープロ検定にも挑戦し、3級を取得。10分間に300字の文字うちの課題に取り組むために家事を必死に片付けて取り組んだものでした。大学受験や運転免許試験以来の頑張りでした。
 おかげさまで、思うのとほぼ同じスピードで文字がこうして打てているのはとても幸せなことだと思っています。やっぱり自己愛の一種なのでしょう、頑張った自分をほめたい思いがします。
d0031853_12305455.jpg


[PR]

by kurashiki-keiko | 2018-03-16 12:31 | 新聞・テレビから思う | Comments(0)

ひさびさ、蒜山(ひるぜん)へ

14日(土)
民生委員でバザー品の値段付けの役で出ることになっていましたが、翌日は雨の予報のためか、急に中止になったとの事で時間が空き、久々に夫とドライブに。県北の蒜山高原へ。
d0031853_16463185.jpg
インターを降りてすぐの道の駅風の家で、有名な蒜山大根が大きいのは100円を超しますが、ちょっと曲がりのあるのはなんと50円、60円。うれしくなりました。また、庭に植えようと思っていたパンジーの苗が60円とこれまた直売のためか格安。
が、最後にちょっと目にしたキムチ。200円というのが目に付いたのに、包んでもらうとこれが1株分で1,400円との事。商売上手なオバサンに負けました。乗りかかった舟、でがんばって?買いましたが、これで安い野菜も帳消しに。バカバカ。断ればよかったのになあ。。。
 蒜山ジャージー牛乳で出来たソフトクリームをこの蒜山三座の見える場所で食べて帰りました。

[PR]

by kurashiki-keiko | 2017-10-15 16:50 | 新聞・テレビから思う | Comments(0)

「女王ヴィクトリア 愛に生きる」を見て

 遅い時間帯なのですが、NHKの「女王ヴィクトリア」を前回から見始めました。
何が興味があるといえば、当時の衣装とか小道具、大道具の数々、よく知らなかった時代背景、もちろん主題の彼女の愛情・結婚などに関して。この時代についての詳しいことはほとんど知らないといってもよいので、豪華な衣装や背景がとても興味があります。
 夜の場面では盛大にろうそくがともされていて、なるほど、木や紙でできた日本家屋ではあそこまで盛大にろうそくをともすなんてしたらたちまち火事が心配なのですけれど、ほぼたぶん石造りか何かだろう西洋のお城では大丈夫なのかしら、と思ったり、本題の女王様の結婚問題もどこかへ飛びそうなくらい興味津々です。
 それにしても、洋の東西を問わず身分が高すぎる人の結婚は相手が絞られるし、とても難しいものがあるものだと思いました。ふさわしい身分や年齢であっても宗教だとか民族性だとか、周囲の思惑だとかが渦巻いて本人たちが勝手に決められないもどかしさ、本当に大変だなあと思います。物はありすぎると大変、かえってない方がさっぱりするわ、とはないもののひがみというものか。
 今回は入浴シーンがありましたが、バスタブにつかる女王様の髪の毛を侍女が洗っていました。髪の毛にお玉で何か掛けていたけれど、あれは何だろう? また、体は自分で洗うんだろうな、とかいろんなことを考えていると、高貴なお方というのは、そういう意味では庶民のような羞恥心を持っていたらやっていられない、いや持たないのだろうな、とか下世話なことをいろいろ考えてしまいました。
 
 本題の方でしょうけれど、女王様の結婚相手というのは、自分から結婚してくださいと言うのではなく、女王から結婚してくれと言われるまで待たなければいけないというので、周りはやきもきするという場面がありました。ヴィクトリアがその気になって申し込むということで初めて結婚が成立するのだなと思いました。



[PR]

by kurashiki-keiko | 2017-08-28 06:18 | 新聞・テレビから思う | Comments(0)

「鳥人間コンテスト」を視て

 2時間スペシャルということでしたが、私の見たかった彼が出たのは後半の「人力プロペラ機部門」のさらに後半の方でした。
 なかなか出ないなあ、と思いつつ見ていると、滑空部門にしろ、その時を目指して1年がかりで機体を製作し、あっという間にプラットホームから墜落、というグループもいくつかあって、せっかくのパイロットの鍛錬も藻屑と費える、というのがかわいそうでした。
 目指す彼の時間は、「伝説の〇〇」と形容され、番組ホームページによると、現役時代に優勝した時の成績は歴代5位にランクされていました。
 その彼が、あれから11年目で31歳というのに、ストイックに食事制限をして体脂肪率6%だとか、自転車こぎのトレーニングを2時間続けるだとかいうのが映し出され、びっくり。
d0031853_10081452.jpg
「彼女は」という質問に「そんなものは、ねえ」とはねつけられたと、出演者一同のけぞっていました。

ご両親や兄弟たちも応援に駆け付け、
d0031853_10393602.jpg
こちらは彼自身が作ったクラフトを基にお母さんが手作りしたというチームバッジ。チーム名の「BEYOND」をカエルが跳ぶようにびよーん、という文字を沿えて。


d0031853_10392680.jpg
そしてこちらは彼の名前を入れて「ソラノGOGO」と大書した傘。空からもよく見えるように、がんばって作ったのでしょう。応援合戦もテレビ取材を受けて協力したのに、番組には編集でカットされて残念だったそうです。兄弟たちみんなの手作り応援グッズやら差し入れやらでみんなで力&心のこもった応援だったようです。

 飛び出した機体は幸い落下することなく20㎞の折り返し点まで飛び続けたものの、体力の消耗を伴う折り返しを避けてまっすぐ飛び続け、飛行距離はたぶん2位になったと思います。孤独な体力勝負の人力プロペラ機の狭いコックピットの中の必死の努力の様子を映し出されて、飛行機というメカの中でのなんて人間的な、と思いつつ手に汗握ってみておりました。
d0031853_10082528.jpg
 こだわる彼を支えた東北大学OBのみなさんが機体を作ったらしく、熱意と技術に拍手を送りたいです。
 ちなみにこちらは彼のイラストで、自身をガマガエルに例えて、たびたび実家に送っているようです。
彼の茶目っ気が感じられます。
d0031853_11042443.jpg
d0031853_10394834.jpg

 

[PR]

by kurashiki-keiko | 2017-08-25 00:01 | 新聞・テレビから思う | Comments(0)

「鳥人間」!

23日(水)夜7時から、今回で40年目だそうですが、琵琶湖で飛ぶ「鳥人間」の番組が今年もあります。
なんと、お友達の息子さんが今年は31歳でまた飛ぶのだそうです。
彼はかつて東北大学からパイロットで飛んで優勝した人です。
d0031853_13151506.jpg

楽しみに見たいと思います。





[PR]

by kurashiki-keiko | 2017-08-23 13:15 | 新聞・テレビから思う | Comments(3)

NHK「ファミリーヒストリー」 ショーン・レノン&オノ・ヨーコを見て

 
d0031853_02110977.jpg
18日夜の「ファミリー・ヒストリー」、ショーン・レノンとオノ・ヨーコ編は興味深く見ました。
小野家の先祖が岡山藩にいたとのこと、岡山大学に資料が残されている、という部分では地元だけにビックリ。
戊辰戦争で敵味方になっていた女性と結婚したという話にもまたドラマチックなものを感じました。
そしてそして、皆さんすごいお家柄、すごい経歴の持ち主ばかり。
お母さんが安田財閥のお嬢様というかお姫様のような人だったのだとか。
それで反骨精神からあのようなアーティストになったのですね。
そしてジョンとの出会いは、たまたま彼女の展覧会を見に来たジョン・レノンが、作品の脚立に上がって虫眼鏡で見上げた先には小さな「yes」の文字があったとの事。世界を肯定しているのだと捉えたそうで、彼女のアートにはまったジョンの方が積極的だったのか?
 また、有名な「イマジン」の曲想はもともとヨーコの詩がベースにあって、ジョンが作曲したのだそうで、あの曲は2人の合作だと認定されたのだとか。
 私も、長い間彼女を誤解していたことに気づきました。ジョンが射殺された後、苦労して一人でショーンを育てたということも、知りませんでした。
 ショーンのことも、彼女とジョン・レノンとの間にできた子だとは思っておらず、先妻との間の子かしら、くらいに思っていたのが大誤解でした。

 そういう番組はあまり見ない夫も引き込まれて一緒に見ていました。
 見ごたえある番組でした。





[PR]

by kurashiki-keiko | 2017-08-19 02:20 | 新聞・テレビから思う | Comments(0)

「ブラタモリ」より「倉敷~なぜ美しい町並みに」を見る

 6月3日(土)夜7時半からの「ブラタモリ」は、倉敷の美観地区を歩く回でした。
長いこと帯番組の司会をしていらしたためでしょう、倉敷は初めてというタモリさんでした。
生まれも育ちも倉敷、という市役所職員の方の案内で、倉敷川の観光川舟から出発した倉敷のブラタモリ、生まれ育った夫にとっても、倉敷に住んで30年の私にとっても興味深いことばかりでした。
 倉敷紡績の工場はもともとあった代官所の敷地に建てられたということは知っていましたが、レンガの積み方の呼び名までタモリさんが知っていたのにはびっくりでした。
 イギリスの工場の立て方をそのまま真似した、と聞いて、かつて朝ドラ「マッサン」でスコットランドのウイスキー工場の場面でこの紡績工場の入り口のレンガのところがロケ地になっていたのに気づいたのは倉敷の人くらいでしょうが、なるほど、そういうことだったのかと分かりました。
 イギリスの工場の窓の勾配をそのまま倉敷に持ってきたら、緯度が違うので日光が直接入り込んで暑くなった、というのには初めて知りました。暑さをしのぐために考えて蔦で覆った、というのは知っていたのでしたが。大原さんが工員のことを思って、ということもあって蔦を茂らすことを考えたのかなあと思っておりました。
 また、倉敷はかつて一面の海だったのを干拓してその土地で綿花を栽培して、それが紡績工場のできたもとにある、ということも知りませんでした。綿花による紡績だとか、コメの集積地だったために豪商が生れた、そしてその豪商たちが故郷を守るために、美観地区を守り、大原美術館という立派な企業メセナを作ったのかな、と思い、ますます倉敷が好きになりました。




[PR]

by kurashiki-keiko | 2017-06-04 02:26 | 新聞・テレビから思う | Comments(0)