このところ私の旅行やらお役目の用事などで休日もなかなか遠出できなかったものですから夫の「どこかへ行きたい病」になかなか付き合えなかったものですから、やっと28日、朝9時から出かけることができました。
行先は高知。「高知のどこへ行きたいの」「市場」「どういう名前?」「忘れた」という会話の後、はりまや橋の近くという大体の場所を目的地にしてとりあえず出かけました。
なんだかわからず不安な私。
夫はテレビで見たらしく、それにしても名前が思い出せず、うろうろした挙句にやっと見つけました。「ひろめ市場」。
場所は名高い高知の日曜市の通りに面した一角で、商店街の側(南側、たぶん)からの入口をやっと見つけたのです。以前行った台北の「士林夜市」にちょっと似たような、また函館朝市にも似たような、狭い範囲にごちゃごちゃとお店があるという雰囲気。
由来と見取り図があったので。
ご当地食材を使った居酒屋風の飲食店がぎっしり並び、真ん中にテーブル席があり、周囲のお店で注文したのを食べるようになっていました。
私たちはこちらの店で、珍しい「ウツボの唐揚げ定食」800円と、「はらんぼタタキ定食」750円、それに珍味という「皮鯨刺」600円、「スナズリ」400円を注文。
こちら皮鯨刺し身。味はブリみたいにこってりした感じで、触感はこりこりしていて硬かったです。
こちらはらんぼタタキ。カツオのハラミ?、脂がのっていておいしい。
ウツボの唐揚げも初めて。粘りのあるような身で、この中では一番好きでした。
スナズリは結構どこにでもあるけれど、こりこりが好きです。
お味噌汁を忘れれられていて、声をかけると後から来ました。アツアツでした。
そして、関東地方の方にはおなじみらしいのですが、私は知らなかったかの「ホッピー」がこの店のメニューにあったことを知りました。車で出かけていたので飲めませんでしたし、実物も見えなかったのが残念でした。
食べ終えて歩いていると、また珍しい食材を扱っているお店がありました。こちら、ご当地の名前なのでしょうが、とこぶしみたいです。
これはブリの子?の煮つけでしょうか。
イタドリ、食べられる野草とは聞いていますが、実際にこうして小鉢にしているのは初めて見ました。
この巻貝はバイガイ?それとも?
またこちらの出入り口から出て、もわーっと暑さを感じたところへ、台湾風のかき氷があったので。250円なりでマンゴー味のを注文。すごい山盛りなので周囲の人も2人でつついている人が多く、ご多聞に漏れず私たちも夫婦でいただきました。
帰りのカーナビではこんな感じでした。
瀬戸大橋は毎度その鉄の塊の質量に圧倒されます。絶えずメンテナンスしていないとこの巨大な構造物もさびてスクラップになってしまいます。塗装の労にあたっている人やらもちろん作った人たちの労力に感謝しつつわたりました。
山口や島根では大雨の災害が出ていたそうですが、高知はこの日、水たまりはあったものの私たちが行ったときには雨は降りませんでした。
お土産はクジラの竜田揚げでした。息子は昔給食に出たそうですが、お嫁さんは初めての食材だったようです。