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みんなの力、すごい

 昨日、水害の被害に遭った人々の避難所の様子を見てきた総リーダーからのFaxの呼びかけによって私も家に眠っていたサンダル、長靴、デッキブラシ、マスク100枚入りの箱、貰い物のペットボトルの飲料、日除け用の長袖ブラウスなどなどをかき集めて、今朝持参しました。
 集会日に集まった会員たちによって仕訳けられ、数が数えられてから、被災した会員や元会員らの手元にもわたり、さらに避難所に持ち込んだところ、それが欲しかった、ととても喜ばれたそうです。よかったです。
 ご要望の角スコップは某会社から多数の寄附があったとの事です。みんなの力が集まるとすごいなあと感動しました。

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by kurashiki-keiko | 2018-07-13 18:03 | がんばったなあ | Comments(2)

倉敷地区ハザードマップ(平成28年度版)を改めて検証すると

倉敷市の真備町が大水害になって、以前市民に配布されていたハザードマップがあったのを思いだし、取り出してみました。
画面が大きいのでスキャンして合成、も面倒なので写真に撮った関係で少し照明で光っている部分もありますが、私の住む旧倉敷地区が裏表になっており、真備地区は北側の方の左端にわずかに表示されている程度なのですけれど。
これで見ると、その左端のわずかに見える真備の端っこの川辺地区と、蛇行した高梁川のすぐ南側の柳井原地区の色は、洪水の場合には5m、つまり2階の軒下が浸水する程度、となっているのです。最も深い水が来る色分けになっていることがわかります。この度の洪水は、全くその通りの惨状になっていることがわかりました。配布された時にはまさかこんなことが本当に起こるとは、誰が予想したでしょう。
 また、高梁川が蛇行したあたりの酒津には農業用水などを取水する堰があってここから放射状に別れて市内各地の農地へと用水が流れて行っているのですが、ここのところが決壊した場合には、万寿学区、中庄学区、中洲学区など市内の低い所が深い青色になっていて、こちらは2mから5mの浸水になることが示されています。高梁川の東側にも、このような危険があることが改めて思い知らされました。
 また、酒津からまっすぐ南へ延びる少し色の変わった台地のような部分がありますが、そこは昔、高梁川の支流が流れていて、土手になっていたのを、埋め立てたために少し高い土地になったのだと、以前市役所の出前講座で教えてもらったことです。その細長い少し高い土地に水島臨海鉄道が走り、運動公園(武道館・野球場など)、また少しこの南の方になりますが、倉敷友の家の土地も含まれていて、少しでも高台になっていてよかったなと思います。6日の大雨・洪水警報が出ていた時、JRは運休が多かったのにこの臨海鉄道は普通に走っていたのは、高架を走っていることと、この少し高い土地であったことと関係があったのかもしれません。

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by kurashiki-keiko | 2018-07-09 00:20 | ニュース | Comments(0)

災害後の周辺情報

 同じ倉敷市民として真備の皆さんの被災には心からお見舞い申し上げます。
 我が家は旧倉敷校外にあるので、直接の被災はありませんでした。今日の変わったことと言えば、ひっきりなしに上空を飛来するヘリの音。被災者救援のためか、報道陣かはわかりませんが、1日中飛んでいるという印象でした。
 午後になって、孫の通っている小学校・幼稚園が向こう2日間休校・休園になったとの事。
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学校によっては危険な場所を含むところもあるからか。

お嫁さんの情報によると、買い物に行ったらスーパーのパンの棚が空だったそうです。道路事情が悪く運んでこれないと貼り紙があったとの事。野菜なども入ってないのがあったそうです。7日に大雨の中行っていた私は正解だったのかも。その後売り切れたのも多数あったと思います。我が家は幸い冷蔵庫の野菜室は満杯の上、手作り食パンを焼くので分けてやりました。タンパク質の物は冷凍のしめさばやら缶詰の鯖缶などでしばらく何とかなるか。

 近所の日帰り温泉施設では、無料開放しているところが何か所かあるとの報道がありました。被災者にはありがたい措置だと思います。

もう一つ、今週13日金曜日に、問題の真備地区にある「マービーふれあいセンター」で、倉敷市の民生委員・児童委員の全体研修会があることになっていたのですが、中止になった、との連絡が今夜ありました。何しろ道路も水没しているのだから行くことはできません。

 もう一つ、このような災害の時にこそ、民生委員も預かっている、「災害時要援護者リスト」は役に立つと言えると思います。一体あの水没した家の中には要援護者がいるのかどうか、そのリストを見ればわかるはず。原則としてリストに載せてもらうかどうかを判断するのは本人ということなので、本人が望まない場合はそのリストには載っていないというのが問題ではありますが。
  

 

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by kurashiki-keiko | 2018-07-08 22:43 | ニュース | Comments(0)

大変な1日 豪雨から

 2018年7月7日は忘れられない日になりそうです。
 まずは前日になりますが夜10時半ごろか、ドン、という大音響。私はいきなりの落雷か?と思っていたらなんと、総社の方のアルミ工場の爆発音だったと判明。大体10㎞くらい離れているのにすごい音でした。
 そのうちに何度もビービーと大音量でスマホのアラームが鳴り、そのたびにどこそこの地区に避難準備情報?だのが流れ、うちの方は遅くについに避難指示が出ました。
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 写真は午前1時半ごろのものです。水位観測不能、というのは物差しのような観測用のポールを越えて水が増えているということと理解しました。息子が見せてくれるスマホの画面には、酒津の堤防のところの監視カメラで、今にも土手を越えそうな濁流。災害の少ない当地、まさかと思ってぞっとしました。ほかの家族は眠る夜中の1時ごろ、息子と二人で大事なデータを失くしては大変と、パソコン本体を2階に持って行ったり、友の会のお役の書類を上げたり。そうする間にもビービーとけたたましくアラーム。枕もとに携帯ラジオを持ち込み小さい音でかけつつ眠りにつきました。
 
 朝4時ごろ、相変わらずゴーゴーとすごい音の雨。少しずつ明るくなり、被害状況があちこちからもたらされて、真備地区は最初は1枚の写真でしたが、時間を追うにつけ空からの映像で、とんでもなく広い範囲、しかもだんだん水かさを増して2階まで水に浸かる、という惨状がわかってきました。
 友の会の人たちはと気になりましたが、酒津に住む人は近くの大型ショッピングセンターの3階駐車場に夜中に家族で避難したそうです。次男からは近くの倉敷川が周辺にあふれ出している映像が届いたり、娘婿からは矢掛あたりの浸水の写真が届いたり。
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 9時ごろ、牛乳が乏しいのもあって、食料の買い物に出かけました。すると、いつも通る道が、行く手に農業用水を渡る橋があるせいか、前を行くバイクがジャバジャバとすごい水しぶきを上げていきます。傘をさして立っていた地元の顔見知りの男性が、「スーパーニシナに行くなら別のあっちの方に行った方がいい」と右に曲がって別の店へ行くように、と教えてくださり、車でその浸水域を通過するのも心配だったのでアドバイスに従って方向を変えました。
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 店では、ないとは思うものの停電でもあったら、と思ってカセットボンベを買い足し、帰途に着きました。帰り道、東町の通りの入り口が通行止めの表示があり、古い家並みの通りなので土地が低いのかな、と思いました。写真は我が家の近所の浜川用水の様子。水位が地面とすれすれになっていました。
 息子が9時ごろがピークで後はたぶん雨脚が収まり、高梁川の水も引いてくるだろう、と踏んでいたのが当たったようで、幸い我が家のは浸水をまぬかれました。
 しかし特別警報はなかなか解除されず、しばらくはテレビ画面のニュースに釘付けでした。
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 これは娘婿からの写真で、矢掛だそうです。


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 こちらは次男からの映像で、藤戸の近くあたりの倉敷川があふれそうな様子。
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こちらは次男の嫁の実家近くの小田川の様子。問題の大洪水を起こした真備のあたりの少し上流と思います。

 何年も前ですが、県南が高潮の為に水害があった時、家電やら畳やら使えなくなった大型ごみが道の両端に山のように捨てられているのを見たことがあります。今後真備地区の水が引いたら、またあのような光景が見られるのかもしれません。本当に災害は恐ろしいものだと思います。
 とりあえず今は一人一人の命が助けられていく様子を、ありがたく見守ることしかできませんが、少しでも早くと願うばかりです。

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by kurashiki-keiko | 2018-07-07 23:28 | ニュース | Comments(2)

是枝裕和監督「そして父になる」

 カンヌ映画祭のパルムドールを受賞した是枝裕和監督の作品として、「そして父になる」。気になっていて映画を見たかったのでしたが、このほどテレビであったのを見ることが出来ました。
 赤ちゃん取り違えに悩む二つの家族。一つの父は共に過ごした時間よりも「血」が大切だといい、もう一人の父は血より共に過ごす時間だという。50歳代の父は、子どもととことん触れ合うことがこの時期大切だと思い、お風呂に一緒に入る、ショッピングセンターで遊びまわるなどなど。6年間の親子のかかわり方で家庭の雰囲気がこうも違うものなのかと見ていて思いました。全然違う育ち方をした二人の子供が、本来のDNAで決定づけられる親の元に帰るということで、それまでの思い出の品までを荷物に詰めて本人に持たせる、という場面、それまでの母の子育てまでが持って行かれることと同じ、母の立場になると本当に体が半分持って行かれるような思いがする事だろう、と思いました。
 つい最近、医大病院で50代の人の取り違えが発覚したとかいうニュースもありました。その人の本来の家族に育てられていたら、大学も出してもらえたらしい家庭であったのに、取り違えられた結果、学校にろくに行けないような家庭に育ったとの事。事実は小説より奇なり、映画の場合はまだ6歳だったから、あんなにつらい思いをしてもまだやり直しがきく段階でよかったのと言えるのだろうか、と思いました。

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by kurashiki-keiko | 2018-06-17 13:11 | 新聞・テレビから思う | Comments(0)

映画「万引き家族」を見て

封切り間もない話題作とあって、広いシアターがほぼ満席でした。
テレビなどでカンヌ映画祭で最高賞を受賞したとの評判と、予告編でいくらかの予備知識はあったものの、大変考えさせられる映画でした。私も民生委員ですけれども、民生委員が訪ねてくる一場面もあり、役割の重さ、大切さもまた考えさせられました。
 先日見た山田洋二監督作品の「家族はつらいよⅢ」の、色々あるけれども幸せなごく普通の市民生活を送る家族の在り方とは全く違う、一見「家族」として暮らしている家族の、実は、という驚きの真相。
 だけれども、家族とは血のつながりだけか?という疑問。子のない夫婦が特別養子縁組で子供を迎えるという事例もある様に、わが子として育てられた子供は、血はつながらなくてもたっぷりの親の愛情を受けて育つに違いありません。お金はなくても、血はつながっていなくても、「家族もどき」であっても、何気ない日常の会話やふれあいが、人として暮らしていくためにどれほど大切な事なのかと考えさせられます。
 先日のNHK「ためしてガッテン」でも、認知症を防ぐための手立てとして最も大切なのは、「つながり」であったことが分かったとの事。運動よりも何よりも人と人とのつながりがいかに大切であるか。幼児であっても年寄りであってもそれは同じことだと思います。
 つい最近あった5歳児の痛ましい虐待死。頼るべき親に虐待される幼児がここにも。実の親にひどい仕打ちを受けてきた子供が、ニセの家族に水着を買ってもらうシーンの更衣室内でそれまで受けてきた仕打ちがわかることがありました。私の身近に愛情を注いでいるちょうど同じくらいの孫がいるだけに、その子供の哀れさに胸が締め付けられるようでした。
 子どもはどんな子供であっても、温かな大人の庇護のもとに育ってほしいと心から願います。
 また、最後のあたりで、お互いに他人であっても、それぞれがかばい合うシーン、むちゃくちゃな暮らしをしてきた彼らですが、強いつながりがあったのだなと、それだけは救いだった気がします。

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by kurashiki-keiko | 2018-06-10 12:55 | しみじみしたこと | Comments(0)

寝たきり防止には運動よりも「つながり」だって!

 6月6日放送の「ためしてガッテン」を見て。
日頃1万歩を歩くというご主人と、文科系で運動は苦手、ピアノをたしなみ英語の詩を読む奥様の80歳代のご夫婦。寝たきり予防のテストを受けてみたらあらら、奥様よりもご主人の方が危ない、ということが分かったとの事。
 調べてみたら奥様はいろんなサークルで人とのつながりがいろいろとあったのに対して、ご主人は一人歩いたり体力をつけることには熱心だったのに仲間がいなかったということです。
 かくいう私、運動は苦手で、もともとは友達を作るのが下手で、話も下手なのですが、友の会という団体にいるおかげで、気の置けない友達がたくさん、それも上は80代から下は30代までいるということがとてもありがたいことです。それに合唱団やら、町内会やら、たまにしか会えないけれども同窓のお友達。学生時代の部活動・サークル仲間・寮生の仲間。確かに、それらの団体の中で私の居場所があるのがありがたいことです。
 TVの中のご主人様と同じで、うちの夫も退職後は人とのつながりがとてもとても薄いことが気がかりです。世の男性諸氏、似たり寄ったりの人が多いと感じます。仲間に入るのに垣根を作らず、出て行ってつながりを見つけてもらいたいな、と強く思いました。


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by kurashiki-keiko | 2018-06-06 20:40 | うれしかったこと | Comments(2)

NHK「ぶらタモリ」で萩

 5月26日(土)放映の「ぶらタモリ」は山口県萩でした。
萩の街は三角州の上にできていたとは知らなかった。
かつて訪ねた城跡だとか豪商の家の風景やら武家屋敷、夏みかんの木はその武家屋敷の塀の区画にそのまま植えられていることなど。
そして反射炉。未完成なのに世界遺産というのは、鉄を作るということにあこがれて設計図だけ見て作ってみたという文明開化への挑戦の過程を示す意味で貴重な遺産なのだとか。
過去の私のブログ記事をふり返ってみました。こちらです。

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by kurashiki-keiko | 2018-05-27 02:26 | 新聞・テレビから思う | Comments(0)

映画「ペンタゴン・ペーパーズ」を観て

 以前から見たかった「ペンタゴン・ペーパーズ」。MOVIX倉敷の上映スケジュールでは週末は夕方から夜にかけてしかやってなくてあきらめていたら、水曜・木曜は朝10時過ぎからのがあったので、喜んで出かけました。駐車場が混むかと早めに出かけたらなんと、店内に入れるのは9時半からとの掲示あり。週末だと8時には入れてもらえるのに。10分くらい待ってようやく自動ドアが開いて店内に。
 さらにMOVIXのロビーで待ち、ようやくシアター10へ。たまたま水曜日はレディースデーだし、ウイークデーだし、男性は夫くらいか。

 というわけで、ようやく見られた「ペンタゴン・ペーパーズ」でしたが。感想から言えば、さすがの名優、メリル・ストリープとトム・ハンクス出演に期待していただけの濃い内容でした。しかし、あらかじめ公式ホームページなどで人物相関図やストーリーの予習をしておかないと、それぞれの名前とか立場がつかみにくく、テレビドラマみたいにこの人は誰、とかの説明書きが画面に出てきたらうれしかったのに、と思いました。久しぶりの字幕スーパーで、英語のヒヤリングにはかなりよかったです。隣の夫はグーグー寝ていましたけれどね。
 映画のテーマにかかわることでは、政府のマル秘公文書が持ち出されてコピーされ、それをニューヨークタイムズとワシントンポストが公開するのですが、報道の自由か政府の情報漏洩に関する法律違反に問われるのかという裁判にまで発展しながら、アメリカの最高裁は、報道は政府のためにあるのではなく民主主義の、自由の為にあるということで6対3で勝訴するということで、しかも最後の落ちでウオーターゲート事件の発端が示されていました。
 父が創業しそれを引き継いだ夫が事故死し、45歳で専業主婦から社主になったキャサリン(愛称ケイ)は、女性経営者がまだ周囲にいなかった時代に、ワシントン・ポストの株式公開により経営の安定を図り、さらに下手すると社員全員が犯罪者になりかねないという秘密文書の公開記事を掲載するか否かという究極の決断を迫られる、という場面が山場でした。トップとしての孤独と、女性経営者が立った1人という孤独と。しかしその決断は他の新聞社にも支持されて、どの新聞もそのことを報道した記事が出たことが、トム・ハンクス演じる編集主幹ベンが買い集めた各紙を並べる場面があって「よかったー」、と感動しました。
 この映画を撮るにあたって女性たちがずいぶん力を入れてかかわったようです。女だからと軽く見られていたり、パーティーで男性たちが政治の話を始めると女性たちが一斉に別室に行く、という時代のキャサリンの存在はとても尊敬に値する事だったと思います。

また、当時のセットにスピルバーグ監督はとてもこだわったという話ですが、新聞社の内部の様子や当時使っていた型式のタイプライターだとか、車の年式、キャサリンの衣装に時代が出ていて、さらに驚いたのは新聞発行に関して活字を組んでいく様子だとか、輪転機が動いていく様子。編集部の様子ならともかく、鉛の活字を組む仕組みだとか巨大な輪転機などは当時の物が残っているのか?と疑問と共にとても驚いた事でした。
 また、スピルバーグ監督がほかの予定の作品に優先してこちらの作品を撮らなくては、と思った背景には、「フェイクニュースだ」などと連発して報道を規制しようとする現在のトランプ大統領の時代に危機感を感じていたから、という理由に納得しました。

 公式サイトより抜粋↓
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by kurashiki-keiko | 2018-04-19 00:49 | 新聞・テレビから思う | Comments(0)

高畑勲監督作品 「火垂るの墓」を見て

 金曜ロードショー、めったに見ないのですけれど、先日亡くなった岡山県ゆかりの高畑勲監督、スタジオジブリ作品の「火垂るの墓」を見ました。結末はわかっていて、悲しい悲しい物語なんで苦手ではあるのですけれども。
 ちょうど4歳の孫娘が今日幼稚園の入園式を終えたばかり、主人公の妹の女の子も4歳。その子とだぶって、お兄ちゃんに甘えるしぐさだとか、お人形や折り紙、切り紙で遊ぶさま、かわいらしさがよく描けていて一層悲しさが募りました。
 お兄ちゃんの中学生も、妹を負ぶって空襲の焼夷弾による火災をかいくぐって逃げたり、大やけどの母親の死を乗り越え、親類の意地悪に耐え、妹を守る、守ろうと必死に盗みまで働いて食べ物を得てくるのですが、とうとう幼い妹は栄養失調で死んでしまい、自分で行李に妹のお人形や防空頭巾を詰めて火葬にし、お骨を拾ってドロップの缶に入れる、栄養失調だった妹のお骨はたぶん本当に小さなものだったのでしょう。サクマドロップの缶入りのは私も幼いころに時々買ってもらっていました。きれいな赤や紫のドロップ、どれだけその女の子の楽しみ、生きる糧だったことでしょう。
 4歳と言うと言葉が大体出るしトイレのことも自分で出来るぎりぎりの幼児。そして遊びも本当に子供らしい。そんな小さい子供の命も奪っていく戦争。静かに、悲劇的な結末を迎えるこの映画は静かな反戦映画なのでしょう。岡山空襲の中を逃げて生き延びたという高畑監督の実体験に基づいた空襲の描き方を見ながら、戦争を憎む気持ちがわいてきます。
 先日のシリアの戦火の中世界にSNSで訴えた二人の少女の映像と重なるところがあります。
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by kurashiki-keiko | 2018-04-13 23:11 | 感動したこと | Comments(3)